Uncountable Word Letters to My Love

社会人や監督生、審神者、見習いDJを掛け持ちする多趣味オタクが音楽やゲームなど好きなものを書くだけ

【激レアミーグリで明らかになったスイス人メタラーの素顔とは?】Dreamshade ミーグリレポート

おはこんばんわ、kmcmです。

 

年を越したと思えば、もう成人式と大学受験のシーズン。

新成人の皆さん、おめでとうございます!

そして、受験生の皆さん!本番まであともう少しですが、最後の踏ん張り時ですので最後まであきらめないで!

 

大学受験を控えたあの高校生時代も懐かしいですが、そういう私は成人式に参加しなかったですね…。というのも、当時20歳の私は英語の勉強漬けでした。そのとき専門学校に居たのですが…大事な単位を一つ落としてしまい、学校一怖いと恐れられていた女性の先生にしごかれてました(笑)

おかげで、文法に強くなった気がするのでありがたいですが。

 

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さて、小ネタは置いて、遅くなりましたが!

溜めてしまったライブレポを投稿していきます! 

 

9月のライブ観戦祭りの第2弾。

 

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先日のレビュー(Dreamshade - Vibrant - Uncountable Word Letters to My Love)でお知らせした、スイス出身メロディックメタルバンド、Dreamshadeのライブ観戦!!

 

…のはずでしたが、来日公演前にサポートメンバーのFrancisco(Dr)が身内の不幸で急遽来日が出来なくなり、大阪・東京の公演をキャンセルしてしまったのです。

 

せっかく来日したのに、日本のファンに会わないで帰れない!というバンドの意向があり、ライブ代わりとなる今回のミーグリイベントが行われました。(そのため、画像のアー写が以前のもので脱退したSera(Dr)が写っている(汗))

 

そんな中、一目メンバーを見ようと急遽決まったイベントに約20人のファンが集合。

私は、以前バンドのマーチセールで購入した南アフリカの伝統的な柄のライオンTシャツを身につけて、仕事帰りから駆けつけました。

 

イベント開始時間になって、ふと見ると椅子が3つ。

…あれ?確か、今回来れないメンバー以外に本当は4人いるんだよね?なぜ3つ?と頭の中でハテナマークがいっぱいになりました。

 

そして、司会進行の役の掛け声に合わせて、メンバーが登場。

 

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イベント終了後にメンバーに確認したのですが、「Gian(B)今回のライブキャンセルでスイスに帰ったよ」とのこと。えぇ…そんなことあるのですか。ガーン…(泣)

でも、起きてしまったことは仕方ない!ということで、左からKevin(Vo)、Luca(G)、Fella(G)の3人でイベントスタートです。

 

最初はトークショーということで、司会進行役からバンドのベーシックな質問がありました。

以下がその内容です。

(※記事の性質上、一部意訳して書き起こしをしています。ご了承ください。)

 

ーバンド名の由来は?

Fella(以下F)「22歳の頃、バンド名を考えた時にポジティブな意味を持つバンド名がいいなと思って今のバンド名にしたんだ。“夢から覚めたあとの残像"っていう感じだね」

 

ー1stアルバム(To The Edge of Reality)のメロデスから、アルバムを出すごとにより作風が変わってきましたね。どのような流れでそのようになりましたか?

Kevin(以下K)「よく分からないや(笑)成長してよりメロディックにしているからなんだと思うよ。俺たちは様々な音楽に触れていてからね…」

(話が長いので、ここでスタッフの通訳が入ります)

Luca(以下L)「(スタッフの通訳に対して)まさしくそんなことだね!(笑)主な理由としては、俺たちがミュージシャンとして成長したからで、例えば、毎日同じものを食べていたら何も成長しない。様々なものを食べることによって成長するでしょ?音楽も同じ。様々な音楽を聴いて試しているんだ。」

 

ー今回は最新作(Vibrant)を引き下げての来日になりますが、作品の聴きどころは?

K「(考え込んでしまい、Lからマイクを奪われる)」

L「今作はアルバム名の通りとてもカラフルな作風で、それぞれの楽曲は違うバイブス、アプローチをしているよ。色で例えるなら、「Where My Heart Belongs」を聴けば赤色、「Upon Night」を聴けば青色を思い浮かべる。そういうイメージで楽しめる作品だよ。」

 

ー今後の予定は?

F「現在「Question Everything」のシングルリリースを記念してヨーロッパや南アフリカ、アジアをツアーしていているところ。年明けから次の作品作りに向けて動くよ。出来るだけ、早く作品をリリースしてまた来日したいね。今度こそはちゃんとライブをするためにね!」

 

なるほど。バンド名にはそのような意味があったのですね!素敵なネーミングセンス。

最新作は前作『The Gift Of Life』に比べて、各楽曲の雰囲気が全く違うので楽しみが増えたと思います。個人的に色で表すなら「Upon Night」は黄色かオレンジっていうイメージが強いですがね。

メンバーはイタリア語で話すので、時々母語でやり取りするのが面白かったです。

 

その後に、Q & Aで実際にファンから直接バンドメンバーに質問できるという貴重な機会がありました。

私もこぞって質問しましたが… 自分でも呆れるくらいしょうもない質問をQ & Aのトップバッターでしてしまったので、以下の動画でメンバーのリアクションと共にお楽しみください。

あと、半年ぶりの英会話で緊張していた私の拙い英語力にご了承下さい(笑)

 

 

本当に前から思っていたのです。ロン毛バンドマンってどうやって髪の手入れをしているのかって。特に、Fellaみたいなクルクルヘアは、超天然パーマの私にとって目指せるヘアスタイルです。

もしかして、ラッ●スやロレ●ルパリを愛用しています?って聞こうと思いましたが、“まともな”答えは出ず(笑) まさか、髪の質問でバンドメンバーがこんなに大ウケするとは思っていませんでしたwww

と言っても、バンド練習と一緒で毎日ちゃんとヘアオイルを塗ったり、ドライヤーと髪の距離を狭めないで時間をかけて髪を乾かしたり、ストレスを溜めないようにすることや食生活を改善してみるなど地道にコツコツとお手入れすることが大事だと言いたかったのですね!

流石です、あり難きお言葉を頂きました。

 

その後、他のファンからの質問があって

「Kevinの帽子はどこで買ったのですか?」や「先日、台湾の音楽フェスでDreamshadeの後に出たバンドです!」など様々な質問が飛び交いました。

 

Q & Aで盛り上がり、終盤に差しかかろうとしたときに、思い出したかのようにメンバー全員にあることを聞いてみました。

 

実は2017年末に、Linkin Park(以下リンキン)のChesterへの追悼の意を表して「Lost In The Echo」をカバーした曲を公開したのです。

 

 

このブログを見ている人は大体私のSNSを通じて見ている人が多いので、もしかすると中には既に私のことを知っているかとと思いますが、私は中学1年生からリンキンが大好きです!ファン歴10年以上経ちました。実際に今の仕事を目指すきっかけには彼らの音楽があったからこそなので、私にとって人生を導いてくれたヒーローでもあります。

 

唯一無二の存在であったChesterが突然自殺してから2年。多くの国内外アーティストがリンキンの曲をカバーしてきました。今でもカバーであってもリンキンの曲を聴くのが辛い時がありますが、その中でDreamshadeのLost In The Echoは、他のバンドにはない力強さがあって、ビデオクリップのKevinを見てChesterを思い出しました。(彼がChesterに似ているからという理由がありますがw)

 

私の質問後に、他のファンが「好きなバンドは?」という質問で、Fellaが「初めて聴いたロックレコードが姉のもので、リンキンだった」と語ってくれました。それを聞いて、リンキンは彼らの音楽に影響を与えてくれたバンドでもあるし、悲しい出来事が起きてしまってもみんなから本当に愛されているんだなと、改めてバンドの偉大さを感じましたね。

 

30分程度のトークショーが終わり、サイン・写真会へ。

会場に集ったファン一人ひとりと握手をしながら、「今日は本当に来てくれてありがとう!」と笑顔でファンに語りかけるメンバー。20人ほどしかいなかったので、1人の持ち時間がたっぷりありましたね。

 

そうこうしていると私の番が近づき、メンバーにあるものを渡しながら挨拶しました。

 

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来日記念にと、私の趣味であるイラストをキーホルダーにして渡しました。今回、来日しなかったGianとFranciscoの分を含めて。

 

喜んでくれるといいなぁと思っていたのですが、メンバーの反応は私の想像以上でした。

 

「オーマイガーーー!!!超カッコいいじゃん!!!!」

「君のおかげで最高の一日だよ!!!ありがとう!!

 

特に、私が最初にプレゼントしたKevinは目を見開いて喜んでいました(笑)「これ、私が作ったんですよ」と言ったら、3人からまとめて熱いハグを受けました…。しかも、私の身長は155cmで3人とも約180cmと、私からしたら“進撃の巨人”な存在なので、まるで彼らがクマのぬいぐるみをギュゥゥゥゥゥゥと抱きしめる感じになりました(笑)

 

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という感じで、無事イベントが終了しました。

ライブが中止になっても、こういうイベントはなかなか無いので貴重な体験ができて嬉しかったです!

次の来日で、無事にライブが出来るよう楽しみにしておきましょう!

 

余談ですが、イベント後のフリータイムでメンバーと話して分かったことがあります。

この記事の最初でチラッと書きましたが、実は彼らのふるさとであるルガーノは、イタリア語県なんです。知っている人は知っているかと思いますが、スイスは3ヶ国語が公用語で、地域によって話されている言語が異なります。ちなみに、Kevinはスイスの首都・ジュネーブに住んでいたことがあるので、フランス語を話せるとのこと。加えて、メンバーが口を揃えて「スイスのドイツ語はドイツ語じゃない(笑)」と言っていました。

なのでイタリア語が話せるファンは、次の来日で彼らに是非イタリア語で話しかけてみては?

 

彼らがスイスへ帰国した後日、バンドのSNSをチェックしたら…何と私がプレゼントしたキーホルダーを紹介してくれました!!ただの趣味でやっているのに、まさか全世界に広まったとは驚きですが(汗)かなり気に入ってくれたようで嬉しいです。

 

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以上、Dreamshadeのレポートでした。

次の記事更新までお楽しみに!!