Uncountable Word Letters to My Love

社会人や監督生、審神者、見習いDJを掛け持ちする多趣味オタクが音楽やゲームなど好きなものを書くだけ

【舞台ならではの演出に注目!いざ大人気漫画の世界へ】舞台『東京リベンジャーズ』配信観覧レポート

※この記事には舞台『東京リベンジャーズ』および原作コミックのネタバレがあります。苦手な方はご注意ください。

 

時々自分の年齢があやふやになるkmcmです。

日々いろんなことで忙しくなると、大事なことや忘れちゃいけないことをつい忘れてしまいます…。忘れない工夫ももちろんですが、普段から切羽詰まいがちなところを直さないと。

 

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さて、先週の土曜日はこちらの舞台の配信を見ました。

 

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舞台『東京リベンジャーズ』。(以下「リベステ」)

アニメや実写版映画化されて大人気となっているSF×不良の少年漫画『東京卍リベンジャーズ』の舞台作品です。

 

後日投稿する実写映画の鑑賞記事にも書きますが、まさかこんなにハマるとは思っていませんでしたね。

どれくらいハマったかというと、映画を観た2日後に全巻(1~23巻)まとめて買いました(笑)

 

その流れで以前投稿した「kmcm's favorite music 3 (part1)」(以下リンク先)を書くときに舞台版のことを知りました。

とは言え、時間とお金があまりないし(5月から計画を練っていた圧切長谷部を見に行く福岡の旅をキャンセル発生日が出る日まで考えて断念するほどの)以前よりも異常な事態だからなぁ…と躊躇ってしまったので配信で舞台を見ることにしました。

 

kmcm-rock.hatenablog.com

 

 

<全体的な感想>

話の展開としては、実写映画と同じくコミック1~4巻(タイムリープのはじまりから「8・3抗争」で龍宮寺堅/ドラケンが刺されるまで)の内容でしたね。

そのためコミックやアニメ、実写映画を把握している方にはもしかしたら同じ展開で物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、舞台ならではの演出に注目していただきたいです。

 

まずは、「リベステ」ならではのスピーディーでライブ感溢れる舞台転回。

実写映画ではCGや別撮りなどで現代と過去を往復して主人公である花垣武道が出来事を変えていきますが、舞台版では一つの舞台の上で行われるのでそうもいきませんね。

個人的にはストーリー序盤での現代(2017年)で花垣武道(演:木津つばさ)が突然何者かによって電車のホームから突き落とされますが、目を覚ますと10年前不良をしていた中学生時代に戻る瞬間は見所です。

衣装替えするだけでも大変ですが、現代と過去の花垣武道を瞬時に切り替える木津さんのキャラクターの作りこみさがなかなか面白いですね。

 

それから、喧嘩などで流血シーンが少ないことですね。

原作コミックやアニメ、実写映画では、例えば武道が不良に絡まれて顔面がボコボコにされるなど荒々しいシーンがありますが、なかにはバイオレンス要素が苦手な方がいると思います。

「リベステ」では流血表現が少ない(せめてドラケンが刺されるところだけ)ので、殴られるところは効果音や迫真の演技で表現されているので、苦手な方でも安心して見れると思います。

 

<個人的な感想>

今回の「リベステ」配信観覧は、原作ファンであることももちろん、好きな俳優が登場するからという理由ですが、実写映画に負けずとカッコよく決まってましたね。

 

木津さんの表情豊かでどんな苦境に立ち向かう武道ももちろん好きですが、何といっても東京卍會(以下トーマン)にはなくてはならない総長の佐野万次郎/マイキー(演:松田凌)と副総長の龍宮寺堅/ドラケン(演:陳内将)は圧倒的な存在感でしたね。

二人の右に出るものがいない完全強者の戦いぷりももちろん魅力的ですが、幼いころからの付き合いである二人の熱い男の友情も素敵です。

なかでも、原作やアニメで好きなシーンで挙げる人が多いであろう、武道が内部抗争を止めようとドラケンを尾行してファミレスに行くシーンはあまりの衝撃で腹筋崩壊しましたね(笑)

お子様ランチの旗がないことに苛立ちをみせるマイキーをなだめようとドラケンが旗を出しますが…なんと辮髪から旗を取り出したのです!!!!

アニメでは胸元からでしたが、「リベステ」ではまさかの頭から!!!!

そのあとの食事後に爆睡するマイキーもギャップ萌えというやつで子犬を見ているかのように微笑ましかったです(笑)

ぜひそのシーンは見ていただきたいですね。

 

もはや面倒見良すぎて”お母さん”と呼びたくなってしまうドラケンですが、陳内さんがツイッターで「リベステ」上演前にある動画を投稿してました。

 

実は陳内さんは、実写映画版のドラケン役の山田裕貴さんと同じ事務所ということが判明。それだけでも凄いですが、何といっても2人がそれぞれのメディアでドラケン役をしていることが衝撃的でした!

いつか『東リベ』でのコラボレーションがあるといいですね。

 

トーマンのメンバーでは、ぺーやんのこと林良平(演:川隅美慎)やパーちんのこと林田春樹(演:中島大地)の再現度もハイクオリティでしたね!特にぺーやんのいかつい話し方は武道が苦手意識しているわけもわかる気がしました(笑)

個人的に三ツ谷隆(演:相澤莉多)が好きなキャラクターでもあるので出番に期待しましたが、「8・3抗争」編ではあまり活躍の出番が少ないので、実写映画同様に印象が薄く感じました。

 

それから武道を取り巻く当時の恋人である橘日向(演:花瀬琴音)や「溝中五人衆」である千堂敦/あっくん(演:中尾暢樹)達の同級生も忘れてはいけません。

ヒナちゃんについては、実写映画では今田美桜さんが演じて話題を呼びましたが「リベステ」版もなかなかの可愛らしさで「可愛い…可愛い…」と連呼していました(笑)

実写映画版はへこたれる武道に喝を入れるような強い女の子という感じでしたが、「リベステ」版は原作よりでしたね。陰から寄り添って武道を励ます一方でヒナちゃんなりの信念の強さに感動しました。

 

あっくんをはじめとする「溝中五人衆」のメンツも原作コミックやアニメから飛び出したDC(男子中学生)感満載な魅力的なキャラクターでした!

個人的に武道が過去に戻ってマイキーと接触して友達になった様子を我が物かのように喜ぶ鈴木マコトと山岸一司の反応が可愛らしかったです(笑)武道と幼馴染である山本タクヤももちろんですが、今後第二弾の「リベステ」での出番があるといいなぁと。

何よりも、あっくんは原作やアニメなどのように最初の数回目のタイムリープ後の現代で悲惨な運命にあっているので、何度もあのビルの屋上から飛び降りるシーンはキますね…。

ドラケンが刺されて亡くなるはずが武道のおかげでその時に現代に戻ったら夢だった美容師になったところはこちらも泣けてきます。(そのあとのことを考えると胸が痛みますが)

 

<個人的な要望>

後に投稿する実写映画の感想記事でも書きますが、もし第二弾「リベステ」があるなら第一に他のキャラクターの出番があることですかね。

そうなるとストーリーとしては「血のハロウィン」編になると思うので、芭流覇羅(バルハラ)の半間修二(演:菊池修司)や武道の宿敵:稀﨑鉄太ももちろん、トーマンの壱番隊である場地圭介/バジや松野千冬らが登場することになりますね。

個人的に原作コミックを読んで一番泣いて気に入っているエピソードなので、楽しみにしています。

 

…と駆け足的な感想で申し訳ないのですが、今回はここまで!

そんな「リベステ」は本日で千秋楽を迎えますので、配信などで是非チェックしてみてください!

詳しくは、「リベステ」公式サイトにて。

officeendless.com

 

それでは次の記事にて!!!