Uncountable Word Letters to My Love

社会人や監督生、審神者、見習いDJを掛け持ちする多趣味オタクが音楽やゲームなど好きなものを書くだけ

【観覧注意】コウノトリとニワトリの卵

※この記事では、下ネタ発言や性的な表現のコンテンツを含みます。できるだけオブラートに包んで表現していますが、苦手な方はご遠慮ください。観覧は自己責任になります。


先日1月28日やっと24歳になりました、kmcmです。
家族や友達、職場の方、国内外の方々からお祝いの言葉を貰ったり誕プレを貰ったりして素敵な一日を過ごせました。ありがとうございました!

 

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さて、久しぶりの雑記ネタを書いていこうと思います。

最初の前置きで書いた注意事項を飲める方のみ進みください↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然ですが!子供持ちの親御さんに限らずこの記事を読んである皆さんに質問です。

もし、(自分の)子供から「赤ちゃんってどうやって出来るの?」って質問してきたらどうやって答えますか?


多くの人は、「コウノトリが赤ちゃんを運んでくるんだよ〜」と答えるでしょう。
果たして本当にそれで言い逃れできるのでしょうか?


この記事を読んでいる人のなかでは、学生時代の保健体育の授業で“アレ”のことになったとき、ギャーギャー騒いだり恥ずかしいからと耳や目を塞いで地獄の時間を過ごしたりした人がいるでしょう。

そのことから、近年日本での性教育は他国に比べて後ろ向きな姿勢と言われています。学校での授業も愚かご家庭での指導がちゃんと行っているところが少ないでしょう。ちゃんとした知識を持っている人も少ないでしょうね。

参考記事: 『日本が性教育の「後進国」になりつつあるのをご存じですか』

日本が性教育の「後進国」になりつつあるのをご存じですか(染矢 明日香) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

 


…そもそも、なぜ私がこの記事を書こうと思ったと言うと、性教育は恥ずかしいものやおぞましいものではなく、生命活動をする上でとても大事なことだと改めて認識してほしいからです。

 

というのも、私の身には「多嚢胞性卵巣症候群 (PCOS )」という排卵障害(簡単に言えば月経不順)が起きてきます。

 

15歳の時に突然月経が止まりました。
高校受験のストレスか当時中3のときに恋愛感情を利用されて集団いじめを受けたショックでそうなったか、ブクブク体重が急激に増加したからなのかは分かりません。(少なからず体重に原因があるのは確かw)

当時の私は「やった〜!毎月しんどい思いをしなくて済む〜!」と愚かな考えを持っていましたので、そのまま放置していました。


しかし、成人して考え方が変わりました。このままで良いのだろうか、将来を考えた時に自分の子供が作れなかったらどうしようと不安になり、ついに病院で診察する決意しました。


症状によって治療法は異なりますが、私の場合は「カウフマン療法」という決まった期間中に2種類の薬を飲む治療です。1日でもどちらの飲み薬のタイミングがズレると、月経のリズムが習慣化されないので非常に面倒くさいです。
暫く投薬の繰り返しが終わると、2種目で飲む排卵誘発剤を飲んで自然に月経が来るかどうか様子を見るサイクルを行います。

 

今日(2020/01/29)で3回目のサイクルが終わったですが…なかなか上手くいきません。最初の時だけ、排卵誘発剤を飲んだ数週間後に月経は来ましたが、排卵されず。


そのサイクルが終わった診察日に必ず超音波検査を受けます。

女性で察した方がいるかと思いますが、その時に座っているシートがなくなって足を開いた状態でカーテン越しから検査を受けます…。クルクル回ってバーン!って言う感じです。

 

もう2回も受けているので初めてではないのですが、未だに慣れません(笑)
『kmcmさんってお尻からで良かったんだよね?』と担当医である副院長先生(中年男性)が質問をしてきたのですが、最後に受けたのは半年以上前のことで覚えていないので空返事してしまいました。

間髪なく検査機が体内に入ってきました。グリグリと異物が入ってくる違和感とその痛みで、思わず「ヴッ!」と言ってしまいました。

『息を吐いて〜お尻の力を抜いて〜』と先生に言われながら息をフーフー吸って吐いて、女性の看護師さんに手を握られながら無の時間を過ごしました。
看護師さんに手を握られたときの安心感はハンパなかったです。まだバージンなのに感じちゃいました。

 

と、天国と地獄を行ったり来たりしているときに脳裏でこんなことが浮かびました。

 

「あれ?赤ちゃんってどこから出てくるんだ?ニワトリの卵※と同じウ○チのところだっけ??」

 


お尻に違和感とニワトリの疑問を感じながら機械がある診察室を出て、再度検査結果を聞きに先生がいる診察室へ。

結果は、前回よりも卵巣に変化があるからもう一回サイクルをしましょうと個人的に嬉しい内容でした。

 

診察室を出る時に副院長先生に恐る恐る聞いてみました。

私「あの…産道とお尻の穴って同じなんですか?」
先生『いや、全然違うよ』


やっぱり、ですよね。そりゃそうだ。


先生は続けてこう言ってきました。

先生「本当は膣から見たほうが我々としては助かるけど…まだ“経験”がないんでしょ?だって、本来の場所でやるとウ○チを出すことよりももっと痛いんだから。」


私の横で付き添いをしていたメタラー母は「先生なりに気を使っていたのね。意地張ってでも、『したことあります!』って言えば良かったのに(笑)」と顔を赤くして爆笑していました。

厳格そうな副院長先生から衝撃発言を聞いてしばらく独り身である私は放心していましたが、私の体はニワトリではなかったのは確かだったので安心しました。


…そう考えると、世界中のお母さんたちは壮絶な思いをして赤ちゃんを産んでいることですよね。パートナーとの子作りももちろん、妊娠して陣痛から破水して、大事なところが赤ちゃんを出す時に裂けるわけですから、尋常じゃない痛みですよ。
それでも、生まれた我が子を見てそんな痛みも吹っ飛ぶのでしょうね。

思わずジーンと感動してしまい、“お尻”ではなく帝王切開をして私と妹を産んだメタラー母に感謝しました。


…ということで、ほぼ私の体験談の内容になりましたが、赤ちゃんが生まれてくることは本当に素晴らしいことですし、そのためにもちゃんとした性知識を持ったうえで行ってほしいです。

「子供を産まない(産めない)女性は、女性じゃない」とトンデモ発言する人や公共機関等で妊婦にお粗末な態度をとる人にはケツからニワトリの卵を生んでから言ってくれ!って言いたいですよ。

もちろん、子供を産む女性だけでなくサポートの役割をする男性も同じです。インターネットやアダルトビデオではなく正しい情報元から知識を得た上で、パートナーや周りの人と関わって欲しいですね。

 

今の時代、月経休暇や働きながら片親や10代での出産・子育て、体外受精精子卵子バンクなどが当たり前のようになりつつ同性愛者などさまざまな形の人の繋がりがある一方、性犯罪がなくならない実態があったりしていますからね。

どこの人であろうとも、どんな人であろうとも、結局は自分の身は自分で守らないといけなくなりますから、恥ずかしがらずにみんなで共有していける環境になることを願っています。


私の両親はどちらか言うとザ・日本人だったので、恥ずかしがってまともに性について教えてくれませんでした。
そのため、私が家庭を持つようになったらしっかりと教えていきたいですね。将来のパートナーもセンシティブな部分とはいえ、積極的に教えたりサポートしたりするような人であってほしいです。

 


…非常にセンシティブな内容でしたが、これにて終了です。

来月は「休肝日」ならぬ「休観日」のスタンスでライブ観戦をセーブしようと思っているので、出来るだけ記事を投稿するようにします!
それまではお楽しみに!!

 

 

※何度もニワトリのウ○チのくだりが出てきましたが、不愉快に感じた方は大変失礼いたしました。

北海道の農業高校を舞台にした漫画『銀の匙』第1巻収録の第2話「春の巻②」で紹介される本当の事実です。大袈裟な言い方ですが、まさか毎日ニワトリのウ○チを食べていたということだとは…。興味がある方は是非本をチェックしてみてくださいね。

 

銀の匙 Silver Spoon(1) (少年サンデーコミックス)

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