Uncountable Word Letters to My Love

社会人や監督生、審神者、見習いDJを掛け持ちする多趣味オタクが音楽やゲームなど好きなものを書くだけ

みんなちがって、みんないい 〜なぜアーティストは生きづらいのか?〜

ども!

最近の楽しみは、仕事帰りに成城石井で値引き品を買うこと。kmcmです。

 

高くても美味しいですよね、成城石井。名前を聞いただけでもウズウズしてきます。月2ペースで仕事帰りに寄って、体に旨味成分を蓄積しています(笑)

 

ちなみに。私のお気に入りは、モーモーチャーチャー有機アールグレイのミルクティーポルボローネです。

 

来月に会社の健康診断があるので、そろそろセーブしないとマズイのに…美味しいものは罪ですね(食べ物に罪はない)

 

*******************

 

…さて、前置きを置いて。作品レビューやライブレポを書く前に書きたい雑記があったので、書きました!

 

またネガティブなタイトルですが、これには訳がありまして。

 

今日は9月2日(月)。人によっては、憂鬱になるでしょう。そう、学校が始まる日!!

 

学校によるかと思いますが、基本的に今日から新しい学期が始まるところが多いかと。なので、学生さんにとっては、現実世界に引き戻される日でもあります。

 

そのため、学期始めの初日に…駅のホームなどで自ら命を絶つことが多くなると、よくニュースで見かけるかと思います。学校についていけないももちろん、自分なんて他と違うから生きるのが嫌だ…なんて悲しすぎます。

 

学生に限らず、才能があるアーティストの中にはさまざな理由で、“普通じゃない”と罵られたり、周りと上手く行かず苦しんでいる人がいます。そのことについて、何が原因で苦しんでいるのか、そのような人々への対処について書かれている本がこちら。

 

なぜアーティストは生きづらいのか? 個性的すぎる才能の活かし方

なぜアーティストは生きづらいのか? 個性的すぎる才能の活かし方

 

 

本田秀夫さんと手島将彦さんによる『なぜアーティストは生きづらいのか?個性的すぎる才能の活かし方』です。

 

この本を知る前に、いつも見ている仕事のサイトで興味津々なタイトルの本の告知を見つけたので、その本が発売される前に読んでみようと思ったのが、今回のきっかけでもあります。

 

その本がこちら

なぜアーティストは壊れやすいのか?音楽業界から学ぶカウンセリング入門

なぜアーティストは壊れやすいのか?音楽業界から学ぶカウンセリング入門

 

 

元ネタの記事→個性を生かしながら問題解決をはかるためのカウンセリング本「なぜアーティストは壊れやすいのか?」9/20発売 | Musicman-net

 

…で。この本もなかなかのインパクトがあるタイトルですが、発達障害について書かれています。難しそうな内容かと思いますが、事例であったり対談式で話が進んでいくので読みやすかったです。

まさか、英国オーディションで注目されたスーザン・ボイルさんが!!って衝撃的でした。

 

また、個性爆発なアーティストだけでなく、一般人でも当てはまる内容なので、そのような人の理解にも繋がるかと思います。

 

私の周りでも発達障害で生まれながら、何事も一生懸命になる人、やりがいがあることを見つけて生きていく人がいました。そういう人たちを思い出しながら、一通り本を読みました。

 

 

…自慢ではないのですが、実際私も障がいを持っています。先天性小児麻痺っていうやつです。

 

体を縦に真っ二つしたときの左半身は、右半身同様に器用に動かすことが出来ません。知的障害を持ってないないわけではないのですが、幼いときは算数学や時計の読み方、言葉のキャッチボールや空気を読むことなどの他人とのコミュニケーションや自分で考えること(判断力など)に苦戦しました。

(今から20年近く前、保育園児だった私にとって、こ⚫️もチャレンジのしまじ⚫️うは洗脳の道具でした。テキストのなかで友達と物の貸し借りをするシーンに、「貸して!」「良いよ!」というパターンが全てだと私は鵜呑みにしてしまい、テキストと全く異なる現実世界では、物を貸してくれない保育園の友達がいてよくトラブルがあったよう。そのため、その度に先生から苦情を言われて大変だったと、メタラー母は語る。)

 

人として最低限の生活ができるようにと、必死に私をサポートしてくれた家族や周りの人のおかげがあって、今は介護いらずで支障なく生活を送ることができています。未だに左足のつま先をあげることがまだ出来ませんし、相変わらず運動音痴ですが。

 

とはいえ、完全に“健全者”のように器用に物事をこなすわけでないので、人によっては「今、声をかけるな!空気を読め!」「割引の計算が出来ないだなんて、ちゃんと学校で勉強してきたのか?」「いつまでたっても人の言うことが聞けないんだ!(※これは単に私がせっかちで鈍臭いだけかも)」と言われることがあります。

 

学生時代の私だったら、「自分なんて、人に迷惑をかけるだけで何もないんだ。自分なんていない方がいい。」と学期始まりで憂鬱になってしまう学生達のように毎日自分自身を苦しめていました。

 

でも、今になって振り返るとそういう思いをして良かったと思います。なぜなら、そんな私でも夢中になれたことがあったからです。それが、このブログのメインである音楽です。

 

メタラー母の影響で、音楽や洋楽が身近であった私にとって、それらはかけがえのない存在でした。成長するにつれ、「いつか音楽の仕事がしたいな」と思うようになり、英語の勉強をしたり好きな音楽を極めたりして、今の私がいます。

 

数字や計算が苦手なのに、それに関わる仕事に就いています。私には適正があるはずないと思いながらも、自分の成長のためにと何とか周りの人についていけるよう日々頑張っています。

 

話が長くなりましたが…。私が言いたいことは、“当たり前”を“当たり前”と思って欲しくないです。

学校に行くこと、会社に入って働くこと、友達を作ること、器用に物事をこなすこと…誰にだって得意不得意なことがあります。

それなのに、様々な理由でそれらが出来ない人や不得意なマイノリティ的な人をなぜ皆さんは変人扱いにするのでしょうか。

一体、誰が“当たり前=当たり前”って作ったのでしょう。世界で通用する公式ルールでも存在するのでしょうか。

アーティストだけでなく、そのようなマイノリティを生きづらくさせているのは、個性を認めないこの世です。元より、固定概念に囚われたその人自身でもあると私は考えます。

 

なので、この記事を読んでいる方で「自分なんて迷惑かけているばかりで何もないんだ」と思っている方。一度、スマホを置いて外を見ましょう。

 

世界には、生きたくても生きていけない人や言動などの様々な自由が奪われている人がいます。

 

そう考えると、今ここに居るだけでも凄いじゃないですか。得意なことがなくても、生きているだけでも奇跡だと思います。

 

だから、目に見えない何かや誰か、元より“ダメな自分”と比べることを終わりにしませんか。ゆっくりでいいから、自分らしくなれるもの、夢中になれることを見つけましょう。今、見つけられなくてもいつかその時は来るかと思います。

 

それに、悩みを持つことは、人間だから出来ることだと思います。だから、私はネガティブ思考の自分も障がいを持つ自分をひっくるめて「こんな自分で良かったな」って今振り返って思います。でなかったら、今の私は居ないので。

 

完璧な人なんて、この世にいません。

みんなちがって、みんないい。

 

…話が脱線しまくりましたが、今日のニュースで学生が駅のホームから飛び降りしたことを一切聞いてません。きっと、学生の皆さん無事に学校に向かったのでしょうね。安心しました。

 

明日から、また頑張ります!

では、次の投稿にて!!